事前確認のためにお送りいただきたい売上台帳・請求書・通帳についてご説明します。
事前確認では原則として次のことを確認することが求められています。
- 2018年11月から対象月までの各月の帳簿書類(売上台帳、請求書、領収書等)の有無
- 2018年11月以降の全ての事業の取引を記録している通帳の有無
登録確認機関が任意に選択した複数の年月の帳簿書類の有無を確認するといった方法も可能とされています。
当事務所では下記の書類をお送りいただいています。
2019年以降に新規開業した方は、開業以降に関する書類をお送りください。
その旨をご説明ください。
売上台帳について
1.と2.をお送りください(合計4カ月分)。
- 下記の期間の対象月と同じ月の売上台帳(3カ月分)
・2018 年 11 月~ 2019 年3月
・2019 年 11 月~ 2020 年3月
・2020 年 11 月~ 2021 年3月
例えば、
・対象月が11月なら2018年11月、2019年11月、2020年11月の売上台帳
・対象月が2月なら2019年2月、2020年2月、2021年2月の売上台帳
対象月と同じ月の売上がない場合は、直前または直後の売上がある月の売上台帳 - 対象月の売上台帳
対象月の売上がない場合は、直前の売上がある月の売上台帳
その旨をご説明ください。
- フォーマットの指定はありません。
- 基本的な事項(日付、商品名、販売先、取引金額、合計金額等)が記載されていればOKです。
- 当該月の分だけにできない場合は、当該月にマーカーで印を付けるなどしてください。
請求書について
上記の売上台帳に記載されている売上に関する請求書(または領収書や支払明細など)
各月について1取引分でOKです。
余計なものは送らないようにしてください。
1取引分だけにできない場合は、当該箇所にマーカーで印を付けるなどしてください。
請求書等がない場合は、その理由を説明してください。
理由によっては、事前確認をできないことがあります。
取引を記録している通帳について
1.と2.をお送りください。
- 通帳表紙、その裏面のコピー
ネット銀行の場合は口座情報、名義人が分かるページ - 上記の請求書の入金を記録しているページのコピー
該当箇所にはマーカーで印を付けるなどしてください。
請求額と数字が一致しない場合は、その理由について簡単に記載してください。
事前確認では次のことを確認することを求められているのです。
- 請求書又は領収書等に記載の「取引先名称」「金額」が通帳に記帳されている
取引を記録している通帳がない場合は、その理由を説明してください。
理由によっては、事前確認をできないことがあります。
売上台帳・請求書・通帳についての補足
①売上があった
売上台帳:売上 A社 10,000円
②請求書を発行した
請求書 :宛先A社 請求額 10,000円
③請求額が振り込まれた
通帳 :振込 A社 10,000円
①→②→③の流れが分かるものをお送りください。
請求額と振込額が一致しない場合は、その理由について簡単に記載してください。
書類全般について
- データはpdf、jpgまたはpngでお送りください。
- ファイル名は中身が分かるものにしてください。