IT導入補助金2022では、通常枠(A・B類型)、デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型・複数社連携IT導入類型)、セキュリティ対策推進枠があります。
以下では、通常枠(A・B類型)について説明します。
IT導入補助金 通常枠(A・B類型)とは
IT導入補助金 通常枠(A・B類型)とは、中小企業・小規模事業者等が自社の課題やニーズに合ったITツール(ソフトウエア、サービス等)を導入する経費の一部を補助するものです。業務の効率化・売上のアップをサポートします。
その目的は、自社の強み・弱みを認識、分析し、把握した経営課題や需要に合ったITツールを導入することで、業務効率化・売上アップといった経営力の向上・強化を図ることにあります。
生産性向上に係る計画の策定や補助金申請手続等について、ITベンダー、サービス事業者、専門家等の支援を得て目的を達成することができる制度です。
補助対象者
中小企業
業種・組織形態 | 資本金 | 常勤の従業員数 |
---|---|---|
製造業、建設業、運輸業 | 3億円 | 300人 |
卸売業 | 1億円 | 100人 |
サービス業(ソフトウエア業、情報処理サービス業、旅館業を除く) | 5,000万円 | 100人 |
小売業 | 5,000万円 | 50人 |
ゴム製品製造業(自動車又は航空機用タイヤ及びチューブ製造業 並びに工業用ベルト製造業を除く) | 3億円 | 900人 |
ソフトウエア業又は情報処理サービス業 | 3億円 | 300人 |
旅館業 | 5,000万円 | 200人 |
その他の業種(上記以外) | 3億円 | 300人 |
医療法人、社会福祉法人、学校法人 | - | 300人 |
商工会・都道府県商工会連合会及び商工会議所 | - | 100人 |
中小企業支援法第2条第1項第4号に規定される中小企業団体 | - | (※1) |
特別の法律によって設立された組合又はその連合会 | - | (※1) |
財団法人(一般・公益)、社団法人(一般・公益) | - | (※1) |
特定非営利活動法人(NPO法人) | - | (※1) |
(※1)その主たる業種に記載の従業員規模以下のもの。
小規模事業者
業種分類 | 常勤の従業員数 |
---|---|
商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く) | 5人以下 |
サービス業のうち宿泊業・娯楽業 | 20人以下 |
製造業その他 | 20人以下 |
補助対象の経費
ソフトウェア購入費、クラウド利用料、導入関連費
補助率、補助上限・下限額
補助対象経費の区分に対して、補助率を乗じて得られた額の合計について、補助上限・下限額の範囲内で補助されます。
補助対象経費区分 | ソフトウェア購入費・クラウド利用料(1年分)・導入関連費 |
補助率 | 1/2以内 |
補助上限額・下限額 | A累計:30万円~150万円未満 B累計:150万円~450万円以下 |
申請の流れ
IT導入補助金を申請する流れは、以下の通りです。
- 事業準備
- ①IT導入支援事業者へ補助事業に関する問合せ、相談等
- 交付申請
- ②ITツールの選定及び導入するITツールの商談、見積もり等の依頼
③交付申請の共同作成及びIT導入支援事業者による代理申請
④交付決定
- 補助事業実施
- ⑤ITツール契約、導入、代金支払い
⑥事業実績報告の共同作成及びIT導入支援事業者による代理申請
⑦補助金確定通知、補助金の交付
- アフターフォロー
- ⑧ITツール導入後のアフターフォロー
⑨事業実施効果報告の共同作成及びIT導入支援事業者による代理申請
申請期間
8次締切分 | 2022年11月28日(月)17:00(予定) |
9次締切分 | 2022年12月22日(木)17:00(予定) |
IT導入補助金の詳細についてはこちらをご覧ください。
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